最近は、一気に「夏」が近づいてきた感がありますね。
いかがお過ごしでしょうか。イワタロウです。
前回もお伝えしましたように、今 当ホテルの洋庭園では様々な花が その綺麗なお顔を見せてくれています。
何年もの間、当ホテルから足が遠退いていらっしゃる というお客様には「え?そこまで多くの花が咲いていたイメージはあまりないのだけれど・・・。」と思われてしまうかもしれません。
実は、洋庭園が現在の華やかな状態に様子を変えましたのは まだここ数年の話になります。
全ては、スタッフKさんのある気付きから始まっています。
本年もオープンまで間もなくとなりました、毎年恒例 磐田グランドホテル・洋庭園での「ビアガーデン」 。
ある年のオープン前、Kさんは洋庭園の景色を見て思いました。何かが足りない・・・。
そこは、行動力のあるKさん。自ら可愛らしいお花の数々を購入してきて、「元気に育て~。」と愛を込めて育て始めます。
(Kさん、男性です。こうしたところに気付ける御心をお持ちのところは、醸し出す雰囲気そのまま、優しいお方ということですね。)
それを見た弊社社長の角も、一緒になって愛を注入し始めます。
そして、そんな姿を目にした別のスタッフが「私も手伝います!」と申し出て、更なる愛の輪が広がっていきます。
そしてそして、ついに天使が舞い降ります。お花の好きなスタッフYさんの登場です!「庭いじりが好きなので、手伝わせてください。」。
さらに ONの顔は天性の営業マン、OFFの顔は畑仕事も大好きなナチュラリストMさんも、Yさんに倣って花の楽園を築き始めます。
ここまで来れば、あとは安心。
園芸知識のあるYさんを中心に、一年中綺麗な花々を目にすることのできる洋庭園が完成しました。
実は、有り難いことにYさんは何年も前から 洋庭園のお花のお手入れを(限られた予算の中で)してくださっていたのですが。
ここまで華麗な花々が咲く場所に変身を遂げたキーポイントの1つは、角の「社員に委ねる力」だと私は思っています。
YさんとKさんの「こんなお花を植えたい・購入したい」という想いに応え、そこへ「投資」することを了承した。
限られた予算の中でも、その存在1つでお客様の御心を最大限に癒すパワーをもった花々の力を信じた。
社員の想いと行動力に、角の「社員を信じる力」が加わった時、そこに1つの小さな奇跡が起こったのですね。
もちろん、Yさん・Kさん・Mさん以外にも、洋庭園を愛でるスタッフ全員の想いが ここに結実したわけです。
因みに、ホテル館内各所に飾られている花々も Yさんが生けてくださっています。
Yさん、よく聞かれるそうです。「どこの流派で習ったの?」と。
返す答えは「Y流」。つまり独学なのだそうで。
その生け花の完成度にはスタッフ誰もが感服してしまいます。
華道の腕も一級品ならば、書道の腕も筆耕さんレベルの一級品!
まさに大和撫子なYさん。
どうぞこれからも磐田グランドホテルの「美」の監修をよろしくお願いします。
また、忘れてはならないのが、ホテルの屋台骨を支えてくださっているハウスキーピング部門のスタッフの皆様。
この部門なくして、ホテルは営業が成り立たないわけです。
是非そのお顔をWebをご覧の皆様にもお届けしたい!と思ったのですが、そこはそのお仕事同様、皆様奥ゆかしい方ばかりで、「良いの、良いの、私たちなんて。」と遠慮されてしまいました。
それでも、そのお仕事に敬意を込めて 遠目からのお姿をパチリ。
いつも館内を綺麗に保ってくださり、ありがとうございます。
当ホテルの洋庭園。これも弊社のホテルコンセプト「The Classic Standard」を象徴するものの1つです。
必要最低限のスペースに 必要最低限のものをセットし 必要最低限のサービスを提供する。
近年は、それがこの業界の主流となってまいりました。
これまでの記事でも申し上げているように、イワタロウはそれを否定するつもりは全くありません。
いかにお客様に(金銭的な)負担を掛けずに、最高のサービスを提供するのか?
そこを考えた先にあったものが、現代のお客様が求めているものと合致した結果なわけですから。
時代に即したサービスを提供できるということ。大切なことですよね。
ただ、当ホテルは ただ「寝る処」を提供するだけの場所ではない存在でありたいと思っています。
たとえ施設に年代を感じさせてしまっても、
スタッフの最高の笑顔・綺麗に咲き誇る花々・健康増進にも役立つ天然温泉・地場野菜を活かしたお料理・・・
そうしたあらゆる形のおもてなしをもって、お客様の御心を癒したい。お客様に喜んでいただきたい。
どんなに時代が流れても、私たち磐田グランドホテルは この「The Classic Standard」というコンセプトを忘れずにいたいと思います。
ビアガーデンは、団体のお客様で貸切の場合や御予約で満席の場合を除き、御席のご案内が可能な場合には ご予約外の当日飛込みでもご利用いただけます。(ご来館前に一度お電話にて空き状況を確認くださいますと、余分なご迷惑をお掛けすることなくご案内ができるかと存じます。)
夏の風物詩のひとつとも言える、ビアガーデン。
安心・安全、ちょっと足を伸ばした先にある磐田グランドホテルの洋庭園へ、どうぞお越しくださいませ。
ぼくにも あいに きてね
本日、最後の1枚はこちら。
弊社社長・角が、洋庭園にて水撒きをいたしました際に心動かされた光景です。
光の陰影が綺麗ですね。水滴がキラキラと輝いています。
雨の日には雨の日の、晴れの日には決して見ることのできない素敵な景色が この世界には広がります。
まるで それを目にした私たちの心まで潤してくれるかのようです。
もしも今、あなたの心に涙という雨が降っているとしても、
いつかきっと その雨が無数の輝きとなって、未来のあなたをキラキラと輝かせ魅力的にしてくれるはずです。
ですから、大丈夫です。 今の苦しみは、あなたのこれからの人生の中で決して無駄にはなりません。
そう考えると、雨の日も悪いことばかりではありませんね。
ここはひとつ、恵みの雨と思って 今は一緒に雨に濡れるとしましょうか。
今日も焦らず、お互い歩みを進めていきましょうね。
最後に1つ余談ですが。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれません。
手前味噌な話ではありますが、角はこうして私たち社員と同じ目線に立って動く人間です。
社長だからと その地位に胡坐をかくことなく、時間が許せば こうした花壇の水遣りもするようなお方です。
そんなところが角が人望を集める所以なのだろうとイワタロウは思います。
角は、この度 磐田市観光協会の会長に就任いたしました。
磐田市の発展のため尽力して参りますので、皆様のお力添えを賜れれば大変有り難く存じます。
磐田グランドホテル共々、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
最後までお読みくださり ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしております。
今日もあなたの元に幸せの光が降り注ぎますように。
「いつも あなたのそばに」
―The Classic Standard― 磐田グランドホテル
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